H28年度 家計簿の〆と考察 

   

ピヨ家の家計は4月始まりです。学校と年度をあわせると更新された学費、月謝等が反映させられて便利です。4月になったので昨年度の家計簿をしめ、資産の増減の確認をしました。「正しい家計管理」の実践1年目、改善効果はみられたのか!?

正しい家計管理への道は過去記事からどうぞ:家計管理システム

 

 トラッキングルールはゆるゆる

今、我が家の支出のトラッキング項目(=変化をみたい項目)は4つだけ。食費、生活、レジャー、子供関係です。これに銀行の出入金記録から転記した収入と貯蓄額を加えたら簡易家計簿になります。各項目に何が含まれるかも厳密にはきめていません。何のために使ったかという”意識”によって分けようとおもっているからです。たとえばこんな風に。

やむなく外で食べた食事(=食費)vs. 家族で楽しむための外食(=レジャー)
月ぎめガレージ(=生活) vs. 子供と遊びに行ったときのコインパーク代(=レジャー)

また、これら4項目も予算内でやりくりできてるかだけを見ています。光熱費などの変動を考え、1月ごとのデコボコはあまり気にしない、1年間で予算内かどうか。投資・家計ブロガーさんの中では恥ずかしいくらいの家計簿です。予算内でヤリクリできてる→預金取り崩しなし→計画どおり資産が積みあがってる はずっ!

 

 目標と指標

家計管理の目標は「スマートスペンディングしながら資産は増やす」なので、資産増加だけを目標にせず「変動費が予算内」「予算が余りすぎていない」「資産にまわせたお金の額(割合)」を指標としています。外的要因で増えたり減ったりするリスク資産はB/S作成時のみ参照し、家計の確認は自分でコントロールできるもの指標としています。

その指標に照らしあわせると、H28年度の家計は1)毎月のデコボコはあったものの、年間の支出は予算内、2)残高2.8万円程度 3)貯蓄割合も挑戦目標を達成、といい感じの終わり方でした。この残高は春休みのレジャー費にあてて、ほぼ使い切った!!(関連記事:春休みのレジャー 今年は日帰りで

 

 考察・雑考

  • 固定費の削減が、キャッシュフロー改善に大きく寄与
    「正しい家計の管理」実践中に固定費の削減を行いました。一番大きな削減は住宅ローンの繰り上げ返済。一時的に預貯金は減りましたが、収入の15~20%を占める支出がなくなったおかげで、キャッシュ・アウト・フローが格段に小さくなり、家計に余裕ができました。これに甘えず、ローン分、臨時収入(共済からのお見舞いや税金の還付など)も預貯金・資産運用にまわすようにした結果、”貯蓄割合”も、絶対目標より上の挑戦目標を達成できました。
  • 特別支出の事前積立は偉大
    足りなかったら貯金を崩すという行為がなくなりました。ATMにいくのはお給料日後に1回だけ。なにより「今月もまた出しちゃった」という罪悪感から開放されてものすごく快適です。1年のサイクルを経て、積立の項目を追加・削除し2年目の積立額に反映させています。
  • 食費は家族4人分で、平均5.8万/円
    予算が6万円なのでちょうど良い感じです。食べる量がドンドン増える次男にガクブルでしたが、なぜか長男の食が細くなり、結果的に昨年並みの食費でおさまっています。
  • レジャーは少なめ
    海外旅行なし、YMCAキャンプなし、の結果です。夏の高知旅行は長かったけど、自家用車での移動で節約できました。

 

 次年度の準備・申し送り

  • 特別支出の一部を変動費(月々の予算へ)移行
    映画代など、必ず必要となるのだけど、それほど額が大きくないものは月々のヤリクリの中にいれる
  • 中学入学準備
    長男が6年生。もし私立の中学に行くことになったら、入学金や寄付金など大きな支出がみこまれます。当然資産取り崩しになるわけですが、ココに気をつけなきゃ、という覚書です。
    1)学資保険(かんぽ)から30万出る、でも2月だから入学金に間に合わない(><)
    2)資産取り崩しを極力さけるため、貯蓄率をさげて新たに積み立てる→流動性の高い普通預金に借り置き
    3)月々のお給料でヤリクリできない分は、どの資産を取り崩すか要シュミレーション
  • やめた習い事の月謝
    先日の記事(関連記事:そろばん&スイミングのダブル合格)で前述のとおり、そろばん教室代の4800円がうきます。サッカーに1000円/月をまわし、残りは上記の中学入学準備金に上乗せ

子供2人が公立小学校に通う昨年と今年が最大の貯め期のはず。学費と老後資金という2大不安を解消するため、この2年でできるだけ貯めるつもりです。あと1年、がんばるっ!

 

 












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