リバランスの重要性

      2016/12/29

barance

ここ数日、Nikkei Styleのリバランスの記事がよくリツィートされてきました。リバランスを定期的に実施すると、しない場合に比べ、10年でのリターンの差が最大9%になるケースがあった、という記事です。

Nikkei Style
リバランスで9%も成績アップ 投信の分散投資

内容についての考察はりんたろうさんの記事が詳しいので、リンクさせていただきます。
やっぱり”リバランス”は大切だよ

”リバランス”は、ピヨ家の資産形成の方向転換を後押ししてくれた概念です。よい機会なので、そのあたりを記事にしておきたいとおもいます。

 

 リバンスとは

野村證券のHPからの引用です。

ポートフォリオ運用を行う際に、相場の変動などにより変化した投資配分の比率を調整すること。ポートフォリオの一部を売却したり、買い増しをすることによって行う。一般に、運用開始当初の比率を維持していく方法と、相場の変化に応じて投資配分比率自体を変更しながら調整していく方法がある。

自分のリスク許容範囲を考えて決めたアセットアロケーション(クラスごとの投資配分)がありますね。相場は動きますから、半年・1年経つと決めた配分と実際の配分に大きな差が生じることがあります。その差を調整していくことをリバランスといいます。

 

 やることは至ってシンプル

リバランスでやることはいたってシンプルです。配分が増えすぎたものを売り、減りすぎたものを買い足し、もともと決めたアセットアロケーションに戻すことです。

  • 増えた=基準価額があがっている→売却で利益確定
  • 減った=基準価額がさがっている→買い足しでナンピン(平均取得価額をさげる)

半年~2年くらいのスパンで投資配分を確認し、元にもどす。これを繰り返すと同じ投入資金でも、リバランスしない時に比べて保有口数がふえ、平均取得価額も下がっていきます。そうすると基準価額があがったときの期待されるリターンは大きくなります。

 

 ピヨママの背中をトンと押してくれた

数年前まで投資と投機の違いもわからなからず貯金オンリーだったピヨママ。FPさんの勧めで資産運用を考えだし、インデックス投資に出会ってアセットアロケーションを決めたけど、どれを買うか決心がつかず買えない日々が続きました。同じ指数に連動してたら、どの投信も似たような値動きするはずだってことも理解しておらず、最初のポートフォリオ選びが運命をわけると思い込んでガチガチになっていました。そのピヨママが「あ!そうか!」と思ったのがリバランスの概念。後輩さん(アクティブ投信派)がくこんなことを行ってくれました。

ピヨママさん、結局どれ買ってもあがるし、さがりますやん。どれ買うかってあんまり気にせんでええらしいですよ。投資先分散させてたら、上がったやつ売って、売ったお金で下がったやつかっていけば、平均点(リターン率)あがっていきますやん

雷に打たれたような衝撃をうけました。「そっか、どれを買うかよりも、買った後が大事なんだ。あとから調整できるんだ」と。正確には各ファンドのコストやリバランスで売ったときの税金など気にしなければならないポイントはあるのですが、最初の銘柄ですべてが決まるわけじゃないとわかって肩の力が抜けました。そしてその日のうちに初注文をだしました。

ちなみに、最初に買った銘柄はこの4つ。インデックス投資家さんのブログやモーニングスターの朝倉さんの記事などを読みながら作っていたポートフォリオです。SMTがニッセイになり、日経225がTOPIXになったくらいで、今もあまり変わっていません。

  • SMT G株式インデックス
  • ニッセイ日経225インデックス
  • eMAXIS 先進国債券
  • eMAXISバランス8資産均等

 ピヨママのリバランス方針

リバランスのことを書いたついでに、ピヨママのリバランス方針をご紹介します。一番大事にしていることは、「リスク資産は資産全体の30%以内」というところ。子供の教育資金をリスク資産に投入して減らしちゃった、ということがないよう、ここはしっかり守っていきます。

定期リバランス~年に1回の健康診断

リスク資産を資産全体の30%以内におさえる (無リスク資産:リスク資産=7:3が最大)
当初のアセットアロケーションからの乖離を、各クラス5%以内にする

不定期リバンス~相場の動きに反応

リスク資産が資産全体の40%を超えた場合、30%以内にする
相場が動いて、買い増しがしたくなった場合(購入後の乖離が20%を超えない範囲ならOKとする)

ノーセル+NISAの活用

リバランスはノーセル(余剰資金で下がったクラスを買い増ししてバランスをとること)が基本。乖離を解消するだけの資金がない場合、税金対策としてNISAで保有している投信を優先的に売って全体のバランスをとる。リバランスのためにNISAでも各クラスの投信を保有する。

ノーセルとNISAでのセリングを混ぜることで、無理のない資金の範囲で、税金の心配なく、リスクを適性に保つ、ことができていると思います。

 

 自分にあったルールを考えよう

リバランスの頻度が高すぎると相場のことばっかり気にしてしまう、低すぎるとリターン率高めるチャンスを逃してしまう。ピヨ家では、1年に一度きっちり健康診断、毎月末の運用成績チェックでリスク資産全体のふくらみがないか確認する形が負担にならずいい感じです。皆様も、自分にあったリバランスのルールを作って、定期的なアセットアロケーションの健康診断してあげてくださいね。

 

 

 












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