我が家の抵当権抹消 1 書類を受け取る

   

9月で住宅ローンを完済しました。
「これで終わりー、ばんざーい」ではありません。抵当権の抹消手続きが残っています。

抵当権とは、お金を貸すほうが、家と土地を借金の担保として確保する契約ができる権利です。他の債権者に先んじて自己の債権の弁済を受ける権利です。(ちょっとむずかしいけど、担保契約自体のことではないようです)抵当権抹消せずにいてもに、すぐに困りませんが将来、家を売る時に色々面倒だと聞きます。それならさっさと抹消するに限りますね。

司法書士さんに頼めるらしい

普通は、司法書士に依頼するらしいです。実費含め費用は10,000-20,000円くらい。が、コストにうるさいインデックス投資ブロガーとしては、ブログ記事にできる、という実益も兼ねて、自分でやってみないとね!!!
ということで、新シリーズ開始です。第1回目は 書類を受け取る

銀行からの呼び出し

完済日から3週間、こんなハガキが届きました。
ネット情報によると、抵当権抹消の書類は郵送されることが多いらしいのですが、ここは手渡しのようです。さっそくハガキと夫の実印もって行ってきました。
hagaki2

受け取った書類

◇抵当権設定契約証書(+登記完了証、登記識別情報通知(土地)、登記識別情報通知(家屋))
◇抵当権解除証書
◇委任状
◇現在事項一部証明書 (*1)
◇火災保険証券(+質権設定承認請求書)(*2)
◇質権消滅承認請求書
(*1)銀行側の信用保証会社名が変わったため、現会社名との事実関係を示す為の書類。自分で手続きする、と伝えたらくれました。
(*2)火災保険の質権抹消のためです。抹消後も保険はそのまま加入継続できます。

書類受領の確認

それぞれの書類を確認しながら、受領書にハンコを押して行きました。それでおしまい。あとは担当営業さんと雑談~~~。
「15年ローンを8年で完済って早いですね」
「共働きだと保育料高いですか?」
「一般ローンのニーズないですか?」
「神戸は習い事にお金かけてますよねー」
「今度キャンペーンで0.5%の定期出ますよ」
「投資に興味ありませんか?」
「ランドセル高いですよね」
若い営業さんですが、子持ちらしくて、金融の話にと子育ての話まじったり。

注意点

◇誰が行くか
ローン契約者が受け取りに行くのが本来、代理人が行く場合には「委任状」を持参しましょう。今回、家が夫婦共同名義だったので、委任状なしでも対応いただきました。

◇持参する印鑑に注意
「契約に使用した印鑑」とあったので抵当権設定契約に使ったもの思い、夫の実印を持って行きました。が、実は口座開設時の印鑑が必要でした。これも、契約書にある実印の印影と照合できたので特別に実印で対応いただきました。どの印鑑なのか確認してから出向くか、考えうる印鑑を全部もっていくことをお勧めします。

さー、実務にとりかかります。現在事項一部証明書の有効期限が11月24日。それまでに手続き完了できるのかなーー。うーー、うーー、期限切られると焦るなー。

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