子供を煽る商法はいやだな(学校あっせんの話)
長男5年生、今年から家庭科がはじまります。
先日、「裁縫セット」の広告兼集金袋を持ち帰ってきました。こんな袋です。
最初もらったとき、絵具セットかと思いました。サイズ、小さい~。そしておしゃれなバッグ付き~。蓋は作業中開けてたまま置いておけるという便利さ。なるほどねぇ、色々進化してるのね、と思いながら裏の値段をみて驚いた。3600円!子供の裁縫箱が3600円!?
袋の裏には1つずつバラで買えるよう、値段の一覧表がついていました。学校からのプリントで「絶対に必要」と指定されたものを揃えると2160円。この蓋がぱっくり開くタイプのバッグが1440円。(右側のスクエアトートで1340円)
洋裁・手芸が趣味の私。色々道具、家にあります。足りないものだけ買い足し、いや、百歩譲って裁縫セットの中身は新調して、コマシな箱にいれていくのではいかんのか?と長男にきいてみたら、「ぼくはこれがいいねん。箱なんていやや~~」とグリーンのミズノのマークのバッグを指さします。
売り方、もう少し考えて欲しいな
子供にこの袋を渡したら、そりゃ「あれがいい」「これがカッコイイ」「こっちが可愛い」となりますよね。一番高くてカッコいい(そして高い)のが大きく表示されてるもん。私も親ですから、子供が気に入ったのを持たせてやりたいな、って思います。そして実際、長男と話し合いの末、ミズノのグリーンのバックごと買うことにしました。
だけど、家庭の方針で買わない子、経済的理由で買わない子もいるわけです。その子たちが寂しい思いをしないように、学校あっせんの購入に限っては、通い袋(個人情報含む書類などを入れるB4茶封筒)にいれて持ち帰らせるのではだめなのかな。家で親とワイワイ言うのではだめなのかな?(全員お菓子の箱で済ませろ、とまでは言いません→図工でそれぞれ箱をデコって作れば楽しいのにな、とはおもいますが)
婿入り道具にしてくれ
ブログを読んでくださってる方には、当時の裁縫道具、まだ使っていたり、押し入れに眠ってる人も多いのではとおもいます。私は箱が割れたのでタッパに中身を移し替え、糸きりばさみを初ボーナスでイイモノ(有次)に替え、長い髪をばっさり切ったときに髪をいれた針山作り、少しずつ形をかえながら使っています。折れた針をいれるケースは、あの当時の名前シールがまだ貼られています。長男にもそういう使い方をして欲しいと伝えました。婿に行く時には是非もっていってもらいたいです。
そして家庭科でボタン付け習ったら、彼の家の仕事を1つ増やしてやろう(ウッシッシ)