我が家の貯金箱~3分割法のために~
久しぶりに子供のお小遣についての記事です。
いただいたお年玉の半分をルール通り貯金しにいったピヨ家兄弟。残った分から割り当てた「自由に使うお金」で神社のお祭りを十分に楽しんでおりました。潔く2000円使い切る大胆さは見ていて面白かったです。
さて、少し前にこんなコメントをいただきました。
はじめまして。我が家も男の子二人で、お小遣いの運用を模索中です。
ずっと気になっていたのですが、子供さんの3つにわけるお金は、お家の中ではどのように保管されていますか?
差し支えないようでしたら、貯金箱、封筒等教えて頂けたらと思います。よろしくお願い致します。
コメントへのお返事は書き込んだものの、写真が貼れなくてちゃんと伝わってるかどうかわからないので、記事にしたいとおもいます。
これを貯金箱に
我が家では、お小遣いを3つ(自由に使うお金、使い道が決まっているお金、将来のためのお金)にわけることにしていますので貯金箱も3つ欲しいところです。紙幣も貨幣も入る貯金箱3つx2人分は場所をとるし、袋分けだと継続性がないなぁと考えてこんなものを用意しました。
100円ショップで買った小物を入れる引き出し!
上段は自由に使えるお金、中段は使い道が決まっているお金、下段は将来のためのお金をいれることにし、それぞれシールではりました。長男と次男、それぞれ当時の年齢に会う表現をしたつもりです。
管理は段ごとに
各引き出しの中にはお小遣い帳代わりのメモ帳をいれ、原則、それぞれの引き出しの中で収支を書くようにしています。引き出し間のお金の移動は原則しないルールですが、自由に使うお金があまって下段に移動させたときは、上段のメモに支出を記入、下段のメモに収入を記入するようにしています。このほうが使い道を含めた管理がしやすかったからです。長男の中段には複数の使い道のお金が入るのでさらにポチ袋を4ついれて、文具代、散髪代、本代、人の為に使うお金が混ざらないように管理しています。
長男の貯金箱
次男の貯金箱
下段で買うもの、貯める金額は特に制限なし
毎月のお小遣いの使い道には(アドバイスはするけど)子供の意志を尊重します。下段の「将来のためのお金」の定義も彼ら次第。2か月貯めてプラモデル買うもあり、携帯電話を買うために1年以上貯めるもあり。自分でお小遣を貯めて買う、という経験であればヨシとします。本当は中学生の長男はもう少し長いスパンで貯めることを覚えて欲しいとおもいますが、まだその域には達していないようです。
貯金引き出しの上
引き出しの上はこんなの。
次男はボタンを書いて、開けるたびにピピピ!と言いながら暗証番号を押しています(可愛い←親ばか)
長男のには、お小遣いをもらったときの仕分けがしやすいように、使い道が決まっているお金の額を書いてはりました。総額では4700円だけど携帯電話代を除いた自由に使えるお金は1142円。それほど多くないですね。今気づきました(笑)まぁ携帯電話代払うってきめたんだから仕方ないね。
お小遣い関連の過去記事
子供のおこづかい制度(2015年3月)
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子供が使う銀行口座を開設(長男が管理する口座開設)
子供のおこづかい制度~現状確認~効果絶大じゃない!? (経過観察・課題)
子供のおこづかい制度改定 ブラック企業やめます(制度改革1)
お年玉、お年玉!ルール通りに仕分けよう (2017年のお年玉1)
こんなお年玉、楽しすぎ!(2017年のお年玉2)
次男がお小遣いを使う前に考えた事~賢く使おう~
お小遣いを通じてのマネーレッスンは日々続いています。「こんなこと知りたい」「こういうときどうする?」など具体的な質問も大歓迎です。
こんなのもあるよ
我が家の分け方とは少し違うので使ってはいませんが、こんな貯金箱もあります。「使う、貯める、ゆずる(寄付する)、ふやす(運用する)」の4分法です。寄付と運用があるところが海外の文化を反映していますね。あえてこれで寄付と運用の基礎を植えるのもいいとおもいます。(ここで買えるみたいです)