企業年金基金の資産運用
企業年金基金からのお知らせがきました。お知らせ内容は「2014年度決算が代議員会で承認」
2014年度の承認が7月末、そして報告が今!?という疑問はありますが、どんな運用してるのかな、と興味津津。じっくり読んでみました。昨年までは興味なかったのに、これも投資を始めた効果です。
運用の基本方針(骨子)
- 十分な分散投資を行う
- 運用対象・運用スタイルが明確なものを対象とする
- 余裕資金は必要最小限とする
- 投機的な取引は行わない
- 運用にあたっては取引リスクを抑える
うぉぉぉぉ。なんだか王道だよ、王道。退職金、この方針で運用されてるって知って、とてもほっとしました。嬉しい。
政策的資産構成割合
=アセットアロケーションのことです。こんな難しい言い方するんですね。
外資系だから?外国株が半分、外国債券あわせたら80%超。なかなか新鮮な割合でした。この中でどう分散投資しているのか、は
ポートフォリオが開示されていないためわかりませんでした。
運用コスト
開示されていませんでしたが、資産残高と経費額から計算してみました。
信託銀行への運用報酬等:0.135%
信託銀行への業務委託料:0.051%
業務委託料は年金支払い等の事務手続きも入っていると思われ、運用コストだけではないと考えると、さすがDCという低コスト。
そして運用利益は!?
2009年からの利益率平均は14.14%、直近の2014年で17.51%。
退職金運用の約束利率が2%なので、かーなーりーの収益がでているようです。ただし、これは2014年度の話。2015年8月以降の下落相場で今年度はどうなんでしょうね。
堅実な運用(っぽい)とわかり安心した企業年金基金ですが、年金受領は勤続15年以上の人だけ。私自身は入社17年目ですが2回産休・育休をとっているので一時金ではなく、年金として受け取るにはあと半年ほど頑張らないといけません。頑張れるかな、頑張ってみよう・・・。