「私の財産告白」 (本多静六著)
本多静六「私の財産告白」、読みました。大師匠様がブログで紹介されていて、読みたかったから図書館で借りてみました。
水瀬ケンイチさん:「私の財産告白」(本多静六著)は私たち凡人の蓄財法&生き方の決定版
(新装じゃないけど)
レトロな口調、好みです。若手作家の小説より全然読みやすいです。
私が特に「ああ、そのとおりだ」と思ったところはこんなところです。
三カク生活に陥るな
「義理欠く、人情欠く、ゆえに恥欠く」
義理を欠いたらあかん。義理欠いて生きてても恥なだけとは母の教え。
儲けるには、儲けさせよ
商売するなら、これを真ん中に据えたいです。今の会社、効率重視が加速しすぎて大事な物見えてない気がする。
子供の幸福と財産
「お母さんは自分のお金全部使って死ぬからね」とよく言います。「だから、自分のお金は自分で稼ぐこと」と。子供にもらったお年玉・お祝いをためたもの、子供名義での微々たる積み立て分は別として、彼らには親の財産相続を期待させません。あ、今老後の資金も危ういから、残したくても残せないですが・・・・
投資に限らず、社会人としての在り方として投資以外の箇所に多く感銘を受けました。何より、理想を掲げるだけではなく、努力し、結果を出されていることがすばらしい。そして、形だけはつけてた家計簿をひっぱりだし、昨年4月からの集計しはじめました。3月末でしめて、1年の動向みたいとおもいます。貯蓄・投資に回す割合だせるといいな。