保育園を卒園しました

   

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次男が、保育園を卒園しました。
長男1歳の4月からのべ11年(実質9年)お世話になった保育園とのお別れは、母も色々な思いがあります。
(投資には関係のないお話です+長いです。興味がある方だけどうぞ)

 

 母が惚れこんだ保育園

10月生まれの長男は0歳の4月ではまだ認可保育園へ通う月齢に達していませんでした。半年間、認可外保育園を使いながら、次の4月(1歳児クラス)からの入所希望を出すために、施設見学を見学を始めました。そして通勤経路にあるこの保育園を最初に見て、もう次の施設への見学をやめました。それほどこの保育園にほれ込んだのです。

 

 お勉強系が一切ない

見学に行くと、3~5歳の幼児クラスが園庭で遊んでいました。園庭の木に登ろうとしていた子のおしりを先生が押して最初の枝に乗せていました。「へぇ~。木のぼり、ダメっていわないんだ」というのが1つ目の発見。ガラス張りの職員室の行事ボードには、予定がたくさん書かれていて、コスモスの丘への花観賞や、公園でのどんぐり拾いなど、幼児がどんどん外に出ているのがわかりました。絵本コーナーには絵本がたくさんたくさんあってランチの後、子供達が自分で絵本開いていました。
そして、決め手は園長の説明「お勉強や習い事をする園が人気ですが、うちは、一切ないんです。それより体をいっぱい動かしたり、園児どうしで何かを作ったり、外で花や虫や暑さ・寒さなどを五感で感じる事の方が大事だと考えています。それに共感いただけるご家庭でないと、ご不満が残るかもしれませんのでよく考えてください」と。
もう即決です。小学校に入れば嫌でも勉強するんだから、それまでは遊べばいい、体と心の芯を太くできるほうがいい、と真実私の考えと。幸い長男は1歳児クラスから入園した2人のうちの1人に滑り込め(認可外保育園に既に預けられていることが加点になったようです)、次男も兄弟優先でそのままこの保育園にはいることができました。

 

 その通り、たくさん遊んで経験しました

四季を通じてたくんさんの季節の行事がありました。幼児クラスになれば毎月数回どこかに園外保育に行きました。同系列の老人ホームへの慰労訪問も月に1回ありおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に歌を歌いました。すごいのは、これらの行事にほぼ親のヘルプが要らないことです。「先生、手伝うつもりの親もたくさんいますよ」と言って手伝う機会を増やしてもらったくらいです。毎回子供達は目をキラキラさせて、お外で何を見つけたか、誰と会ったか、どんなことを教えてもらったか、など話してくれます。あやとり・けんだま、いつのまにかものすごーくできるようになっていました。
ああ、いい時間の過ごし方だな、と思うことが多かったです。

 

 卒業児への言葉

年長クラスは「ひかり組」といいます。聖書のエフィソの信徒への手紙第5章、「ひかりの子らしく歩きなさい~(後略)」ということばからです。その「ひかりの子らしく歩きなさい」と次の言葉が園長先生から送られました。

ひかりの子になりましょう、というのではありません。既にみなさんはひかりの子なのですよ。みなさんは、今でもピカピカ光って、周りの人の心を明るくするひかりの子なのです。これからそれぞれの小学校に行って、また色々な先生やお友達と会うでしょう。その人達もピカピカ照らせるひかりの子でありつづけてくださいね。

母、号泣~~~~。
本当に9年間、ありがとうございました。

 

ここで終わっとけばいいんですが・・・

この感動的な雰囲気のまま終わるほうがいいんですが、「お金目線ブログ」ということなので、一応書くことにします。

長男+次男合わせた9年間の保育料合計:720万

含まれるもの
長男 1歳~2歳(乳児料金フル)+3歳~5歳(幼児料金フル)
次男 0歳~1歳(乳児料金兄弟割引)+2歳(乳児料金フル)+3歳~5歳(幼児料金フル)
延長料金 17時~18時の延長1カ月3000円 18~18時半の延長つど300円 18時半~19時の延長つど500円
主食費 幼児クラス1カ月1800円
その他行事にかかるお金

夫婦でフルタイムでガッツリはたらいていると、これくらいにはなるようです。時短をとっていた1年間、母のお給料の半分がほぼ保育料に横滑りの時もありました。だけど本当に有意義な9年でした。保育園の先生方、職員の皆さま、本当にありがとうございました。

 












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