子供のおこづかい制度 改革
子供のおこづかい、何歳からあげてますか? パパとママでも意見がわかれたりして、本当に難しですよね? ピヨママの周りでは、小学校の3~4年生からあげはじめている家が多いようです。ピヨ家では小学校に入った時から(長男に)おこづかいあげていましたが、このたび、思うところあって新しいおこづかい制度を導入しました。
3月の記事で紹介した本を参考につくっています。
関連記事:子供のおこづかい制度(2015年3月)
金額一気にアップ
今まで週100円(月400~500円)だった長男のおこづかいは、9月から一気に月3600円に増えます。ただし、自分でやりくりする範囲が広がります。
契約書の締結
この制度の導入には、契約書を締結しました。おこづかいの額、仕事、買うものの範囲など、長男と話し合って、こんな契約書になりました。中身を十分理解して、サイン済み、9月から運用です。学年があがるにつれて、今は親が買っているものも彼のおこづかいの中に組み込んで行きたいと思います。
契約書(長男用 2015年9月バージョン)
注:2016年10月この契約書をベースに改定を加えました。詳しくは記事をどうぞ
「子供のおこづかい制度 ブラック企業やめます」
おこづかいをもらって使うためのお約束
◇おこづかい帳は必ずつけます。
◇お友達、兄弟とお金の貸し借りは絶対にしません。
「いつ返してくれるかな」と気になります。返してくれなかったらいやな気持になります。自分が借りても、相手が同じような気持ちになります。勇気をもって、「お金はかせないよ」と言ってください。自分がお金を借りたくなったら、お金をもっていなかったからしかたがない、と勇気をもってあきらめてください。
◇おこづかいをもらうために、自分の仕事は責任をもってやります。
仕事をしなかった場合は、1回あたり、おこづかいを100円ずつ減らします。
4年生のお仕事
* 日曜日のトイレ掃除
* 火曜日・金曜日の燃えるゴミ集めとゴミ出し
* フローリングのワイパーがけ(月木:台所と廊下 火金:居間と廊下)
◇1か月のおこづかいの金額 (4年生)=3600円
◇下のようなものはお父さん・お母さんがお金をだします。
* 学校・学童・塾・習い事で必要なもの
* 衣類、靴、メガネ、その他生活に絶対必要なもの
(あればいいな、欲しいな、というものはおこづかいでかいます)
* 家族で食べるもの (ごはん、おかし、デザートなど)
* 家族で出かける旅行、春・GW・夏・年末の映画(年4回まで)、お誕生日のイベント
◇おこづかいを増やすためのお手伝いがあります。お金がたりないな、とおもったら頑張りましょう。
* お風呂洗い 1回10円
* 家族の食事作り(準備~片付けまで) 100円
* ランチョンマットのアイロンがけ 5枚以上 30円
◇もらったおこづかいは、3つにわけて管理します。
① 自分で自由に使えるお金
お菓子やゲームなどすきに使います。一部はお友達の誕生日プレゼントを買うためや、大きなものを買うお金にまわさないといけないので、まず計画をたててから使いましょう。
② あとで使うことが決まっているお金
散髪・文房具・家族や友人の誕生日プレゼントなど、必要になるときまで貯めておきます。 金券ショップを使ったり、安く売っている店をさがしたり、自分の工夫で節約することはできますが、髪が伸び放題でも散髪しない、鉛筆をちびたまま使う、プレゼントをもらったのにお返ししない、という形での節約はいけません。
③ 将来大きい物を買うために貯めるお金 (貯金)
おもちゃが買いたい、お友達とどこかに遊びに行きたい、など、少しずつでも貯めておくと、あとで使う楽しみが増えます。銀行に貯金してもよいです。
◇おばあちゃんや、他のひとからもらった特別にもらったおこづかいは、かならず半分以上貯金します。どれだけを自由に使えるお金にまわすかは、お父さんかお母さんと相談します。
◇仕事の種類、仕事をする曜日、おこづかいの金額など、理由がきちんとあれば交渉が可能です。理由と、どうしたいかの考えをまとめて、「再交渉お願いします」とお父さん、お母さんまできてください。
もらう人の署名
XXXXXXX は 上のことを守っておこづかいを上手につかいます。
年 月 日
あげる人の署名
XXXXXXX は 上のお約束を守っている限り、決められた額のおこづかいをきちんと渡します。
年 月 日
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この機会に次男にもおこづかい制度を導入しました。まだまだお金の計算もできませんから、コンセプトだけ。次男用の契約書はまた後日ご紹介します。