お金の使い方ってアート(読書感想文)

遅ればせながら、The art of spending money (Morgan Housel著)を読み終えました。ずーっと前に購入して数十ページ読んでそのまま積読、、、せっかく買ったので読み切ろうとおもって今日、カフェにもっていって逃げ道を失くし最後まで読んできました。
使う事に特化した本だけど
お金を貯めるための理念や手法には山ほど著作がありますが、使い方についてはあまり見かけません。あっても「損をしない取り崩し方法」のような具体的なHOW TOに焦点をあてているような気がします。そんな時に「幸せと自由の買い方」という帯付きで売られているこの本は異色に移りました。
ということで、買って読み始めたんですがすぐに疲れて積読行き・・・
なぜか?
くどい!くどすぎる!
論点はとても共感もできるし、その通りだとおもうのですが、そのために示す例が多すぎる。お金持ちになって、それを誇示したくて、どんどん生活が派手になって、、、、という例が何回も何十回も出てきます。いや、何十回もは言い過ぎか。でもそれくらいの繰り返される印象。私(読者)の理解度低いと思われているのかしら・・・・と自虐的になったり。でも頑張って読んだ。携帯を家において、本と財布だけもってカフェにはいり、退路を断って読みましたよ・・・。ふぅ。
正解はない
まず序章で著者は「お金を使う事はサイエンス(科学)というより、アート(芸術)である」といっています。これがもう結論!まとめ!
サイエンスのような公式や結論があるわけでもない。計算シートで計算できるものでもない。アートはもっと複雑で、個性的で。自分との対話で。お金の価値は金額ではなく幸福への影響。人との比較、人の目を意識して使い道を考えるのではなく、自分が本当にしたいことに費やしましょう、と。
自分のSpendingを考えてみる
読み終えたあと、自分のSpendingについて、できていそうなところと、改善の余地ありなところを考えてみました。
できているところ
- ある程度の貯蓄ができ、生き方使い方を選ぶ余地がある。
- Spendingの優先順位が明確。かつ家族で合意している
経験>物 非日常>日常
人に使うお金は美しく(人間関係に投資) - 買うモノは自分基準で選ぶ
お金は使うために稼いでいる&貯めている点この本の重要ポイントは押さえているように思いますし、”みじめになるお金の使い方リスト”に挙げられている19のコトが当てはまらないのも嬉しかったです。
改善の余地
- 満足度が長く続く「時間・選択肢・安心感を増やす支出」を上記の軸とどう両立させていくか
- 新しいお金の使い方を試す
自分軸がしっかりありすぎて、新しいお金の使い方を試す余地が狭いかもしれません。”経験”という枠の中で趣味をひろげたり、旅行場所を変えたりしてるけど、もっと視点が違うことをいわれているような・・・例えば寄付だったり、例えば学校にいったり、、、、ですね。合わないと思ったらすぐに撤退すべき、ともいわれているので、撤退のしやすさも考えちゃうと・・・・
色々思う本ではありましたが、自分のお金の使い方を見直す機会になりました。そして笑ったのは”新しいお金の使い方を試す”の例のなかで、『面白くないと思った本はすぐに読むのをやめる』と書いてあって。読むのやめてよかったんかーい!(いえ、読み終えてよかったです)