デジタルばかりで心がお疲れ~手軽なアナログ活動~

   

コロナウィルス感染拡大予防の非常事態宣言が解除され、学校も終日授業をするようになりました。

2月下旬から6月末までの在宅生活は非日常的でした。仕事も買い物も娯楽もできるかぎり家からデジタルツールを駆使して完了させる日々。デジタルネイティブ世代ではない自分はデジタルの海に溺れかけてるような感覚がありました。で、5月半ばに「こんなのやだ!」となって極端にアナログのものを求めるように。家で活動できて、でもアナログで、しかも楽しいもの!(&あんまり費用がかからないもの)にアンテナを張っていたら2つがひっかかりました。

 

 短文の書写

Twitterでローズマリーさんが活動されていた「朝活書写」なるものをはじめてみました。Twitterアカウント:朝活書写のお題@asakatsu_shosha)さんから出される短文を、好きな紙に好きな筆記具で書き、写真をハッシュタグ付きでTwitterにあげる活動です。

青空文庫より毎朝5時に書写の一文お題(最大100文字程度)をツイートします。お題の画像は一行20文字。一日の始まりに/他の書写前の手慣らしに/気が向いた時だけ気紛れに/朝活に限らずいつでもどうぞ。ルールは特にありませんが是非 #朝活書写 でツイートを。過去分(メディア欄/Web欄よりTwilogが便利です)もお気軽に。
(朝活書写のお題(@asakatsu_shosha)さんのプロフィールより

毎日じゃなくってもいい、字が上手じゃなくてもいい、その気軽さと、お題の短文の多彩さがとても心地よいです。しかしながら、短文侮るべからず。短文ゆえに文字や行間のバランスの粗が丸見えです。文字の軸を考えながらはらいの向きを想像しながら丁寧にペン先を運ぶ10分程度の時間、すごく集中しています。楽しいです!!

子供の使い古しのノートを使い切ったあとは原稿用紙や一筆箋も使うように。シャーペン(Bの芯が好き)で書くことが多いですが、気分や時間的な余裕によって万年筆や筆ぺんの時もあります。特に筆記具に凝らなければ0円でできる活動です。

 

 Postcrossing

少し前、私のTwitterアカウントをフォローくださった方のプロファイルに「ポスクロはじめました」と書いてあって、なんだろうとググってみたら現代版の文通プロジェクトでした。これがよくできたシステムで!!

ポストクロッシング (Postcrossing)はオンラインプロジェクトの一種で、世界中にいる会員同士が実際のハガキ(通常は絵はがき)を送りあうことを楽しむもの。会員を「ポストクロッサー (Postcrossers)」と呼び、他の会員にはがきを郵送すると、別のポストクロッサーからハガキが郵送されてくる。送る相手も送られてくる相手も、全てコンピュータで無作為に抽出される。すなわち、思いもしない国からはがきが届くのをサプライズとして楽しむプロジェクトと言える。観光地や絵画等の絵はがきが好きな人はもちろん、はがきに貼られてくる切手や消印を楽しむ切手愛好家も多い。(Wikipediaより

最初、システムが割り当てた5人にメッセージとカードIDを書いたカードを送ります。相手に届くまでじーっと我慢。受け取った人はカードのIDをシステム登録し受領を報告。そうすると今度はシステムが「ピヨママに手紙書いてね」と誰かに指示を出すのです。受領されたカードの数と私宛に発送されるカードの数が同じになるよう調整されるので、送ってばっかり、もらってばっかり、ということもありません。何よりポストカードならどこへでも70円でいくんですよ。絵葉書と70円でできる国際交流です。私は記念切手を送ってあげたかったので84円の切手を買っていますがそれでもお手軽です。

5月29日から初めて、現在、9通が相手に届いていて、5通がお届け途中、3通が自分に届いています。たぶん6通が私に向けてどこかの国の誰かさんが送ってくれているはず。「プロファイルに植物が好きだって書いてあったから」と花の写真をおくってくれたりします。1枚のカードが運んでくれるのは異国の香りと、読みにくい文字の英文と、発送者の温かさ。

emailやLINEがなかった時、国内・海外にペンパルをもっていた人は(40-50代には)多いはず!私もたくさんのペンパルとやりとりしていました。そのころを思い出して初めて見てはいかがですか?(ポストクロッシングのサイトはこちら

デジタルも好き。アナログも好き。どちらか一方じゃなくて両方楽しみたいピヨママのアナログ活動でした。皆様よろしければご一緒に。














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