マネープランを作って老後の資産収支を確認してみる
前の記事で夫婦の年金額と老後のために用意すべきお金の額がわかったので、マネープラン表を作ってみました。ここでいうマネープラン表とは、ライフプラン(結婚・住宅取得・退職などの計画)に基づいた収入・支出の収支や金融資産の増減を表す表のことです。
参考記事:ねんきんネットって知ってる?将来の年金額を試算してみたよ
餓死を予言されてから4年・・・
初代ライフプラン&マネープランは独立系FPさんが作ってくれました。「子供2人の教育費がMaxかかった場合、約70歳で資産が底をつく」という衝撃的なものでした。餓死!?それから4年、固定支出をがっつり減らし、資産運用をはじめ、子供の習い事も整理して家計改善にとりくみました。お仕事も60歳まで頑張る決心もしました。今ならもう少しマシな表になるんじゃないかな…という淡い期待。
私がマネープラン表を作る理由
ググれば「それはそうだ!」という理由が出てきます。お金の不安を軽減する、必要な保障が見えるなどです。私ばスマートスペンディングのために作ります。貯めるべき額を見極めて貯める道筋を作ったら、あとは賢く使いたい。子供はすぐに成長してしまう。自分の健康寿命もなんてすぐ終わっちゃう。遊びたい人と楽しく遊べるうちに遊びたいのです。旅行したいのです。色々なWOW!を経験したいのです。
このツール、至れり尽くせり
自分で作ったエクセルシートもあるのですが、もっと本格的なツールはないか探したところ、こんなツールみつけました。会員登録が必要ですが無料です。入力項目も至れり尽くせり。世帯主が死んだ場合と、配偶者が死んだ場合、残された人の資産状況までシュミレーションしてくれます。どこまで詳細に入力するかによって、ざっくりと見るもよし、リアルな数字を見るもよし。
これが我が家のマネープラン図
どうせやるならリアルな数字をみたかったので、チマチマと兄弟の年度ごとの学費、退職金、年金、老後の生活費、死亡保険金などわかっている情報をぜーんぶ入れました。出来た表はこちら。分かりやすいように、大きな動きのある箇所には説明をいれてみました。
夫婦ともに元気だったら餓死しない計算です。かーちゃん家計改善頑張ったよ!!一方で、色々不確定要素は多くて・・・。
資産にプラスの要素
子供の学費。中・高校・大学いずれかで公立に行った場合
60歳以後の勤務継続で給与収入
リスク資産の含み益増加
資産にマイナスの要素
介護費用。両親(4人とも存命)、配偶者の介護費用・施設入居費用
子供の学費。大学院に行った場合
60歳前の退職による給与収入・退職金・厚生年金の減少
リスク資産の含み損増加
シンプルなことを続けていこう
資産残高も年間収支も4年前とは全然違う図になりました。すっごく改善!何が効いたかというと固定費の削減です。1年かけて徹底的に家計改善し、生活サイズを縮めたらキャッシュフローが改善しました。(家計改善シリーズの記事はこちら)いままでどれだけダダもれだったか(汗)。収入を増やす and/or 支出を賢く締める、そんなシンプルなことの継続が大事なのだとあらためて分かりました。4月以降、ピヨ家は最大の支出期に入ります。生活が変わって家計が変わった時には、マネープラン表をつくって一層スマートスペンディングを心がけて行きたいと思います。