ねんきんネットって知ってる?将来の年金額を試算してみたよ

   

ねんきんネットで年金額を試算

Twitterでおせわになっているmacchiさんが、人生の三大支出について書かれたブログ記事を読み、今、がぜんライフプラン作成モードにはいっているピヨママです。前回のライフプラン作成から4年。状況もかわっているのでもう一度作ってみようと思っていたところでした。その前準備として人生の三大支出、特に年金について確認をしたので記事にしてみました。(年金試算額は非公開ですが、年金額を加味した”老後のために準備すべき額”は最後に書いています)

macchiさんの記事:家族みんなが笑顔で貯金♪「住宅・教育・老後資金は、いつまでに・いくら必要?簡単なライフプランを作成しよう

 

 ピヨ家の三大支出状況

住宅購入資金

一戸建て住宅取得済み・ローン完済 以後は生活費でのメンテナンスを基本とし、もし将来ニーズが出てきたときに予算があればリフォームを考えます。

学費

長男・次男とも理系(非医学)。今の時点では、私立の中学~大学+下宿で支出MAXの道を歩むと思われます。学費は子供の進路という不確定要素がおおいながらも、私立・公立ともに必要な学費の平均はネットでひろえそうです

老後資金

夫婦ともに年金の未納期間があります。ピヨパパは年単位で、ピヨママは月単位で。そして大学時代の納付は猶予期間だったこともあり二人とも納付していません。だから定年まで働いたとしても年金は満額もらえません。そこが不安・・・。こんな背景から具体的な年金額は知っておかないといけないと思いました。

 

 ねんきんネットに入るには・・・

年金の試算ツールは色々あるようですが、本家本元、日本年金機構のねんきんネットでしらべることにしました。といっても、自分の情報にアクセスできるまで、色々な手間がかかるんですよ。ふぅ~

基礎年金番号

ねんきんネットの利用には利用者登録(ID取得)が必要です。そしてID取得のために基礎年金番号が必要です。誰ですか?「年金手帳なんて職場に預けっぱなしですよ。手元に番号ないよ」っていうピヨママ状態の人は。はい、ピヨママ基礎年金番号なんて全然わかりません。(平成28年4月~29年3月送付分のねんきん定期便には記載されているらしいのですが、探し出せませんでした)お問い合わせ先として記載されていたねんきんネットのダイヤルに電話したら・・・「職場で聞け」だって。

「職場で聞け」の一点張り。この人たちは仕事をしたくないのか、それとも何か別の理由が隠れているのか?わざわざ電話したのだから、この電話でできる事はないのですか?と食い下がった結果、やっと「被保険者記録初回回答書」を郵送してくれました。ふぅ。「職場で聞くしかない」といわれても、こういう選択肢もあるのでがんばってくださいね。

参考:日本年金機構 自分の基礎年金番号の調べ方

ねんきんネットのID申請

夫婦の基礎年金番号が揃ったので、ねんきんネットのHPからIDを申請します。ネットから申請して数日、ぺらぺら~とめくるタイプのハガキでIDが届いたらログインが可能になります。ログインにはID申請時に設定したパスワードが必要になりますので、かならず覚えておいてくださいね。IDお届けのハガキにはパスワード記載されていませんから。

参考:日本年金機構:ねんきんネットに登録するには?

注)誕生日月に「ねんきん定期便」が届いてから3ヶ月以内であれば、定期便の裏側にある17桁のアクセスキーでIDが即時取得できます。でもその場でやらなかったら、どうしても後回しになって3ヶ月経っちゃうんだよねぇ・・・(←ここでにかけた手間は自業自得ってことです)

 

 ねんきんネットにアクセス

IDも取得できたので、それぞれログインして今までの加入状況などすっとばして試算のページへ。夫婦一緒に試算できないので、1人ずつです。今の勤めを続けるという一番シンプルな方法で試算しました。もちろん転職・離職なども個別に入力することもできますが、とりあえず60歳まで最大限に頑張った場合ってことで。

出てきた! 出てきた! 老齢基礎年金と老齢厚生年金がそれぞれ年額で!
でも、出てきた金額をそのまま見込んではいけないようです。macchiさんに倣い、将来の目減り分を差し引きます。基礎年金、厚生年金両方です。我が家の場合は2割減(x0.8)です。

こうして出てきた個人の額を足したものが夫婦でうけとれる年金額です。注意としては、上記の"将来の目減り分”を差し引くことと、夫婦の年齢が違う場合は、若い方が年金受給額になるまでは1人分の年金しかはいらないってことでしょうか。我が家の場合は、1年2ヶ月間、ピヨパパの年金だけの期間があります。

 

 自助努力、大切

ご自身で試算された出てきた額に対する印象はどうでしょうか。思ったより多い?少ない?
我が家の場合、最初に出た額に「お!?意外にある?」って思い、2割減にしてしょぼーんとなりました。企業型確定拠出年金(ピヨパパ)と確定給付年金(ピヨママ)を一部年金にするとしても、iDeCo・貯蓄で備えることが大事だと再認識します。でも、その備えは必ずしもマスコミがあおるほどの金額ではなさそうです。非現実的な老後不安のために今を楽しめないのはもったいない。必要額を見極め、貯める努力はしつつスマートスペンディングしたいですね。

 

 参考:我が家の老後準備額

(生活費年額 ー 年金年額) x 平均余命までの年数 ー 退職金などのまとまって入るお金のうち老後に回せる分

この式で出してみたところ、最低準備金は1880万円必要だとわかりました。きりのいいところで2000万。ただし、持ち家のリフォームしたり、子供が浪人したり、大学院に行った場合はその分上乗せされます。逆に公立の大学に入れたり、生活費をもう少し見直しできれば余裕が出てきます。

学費分とあわせてためておかないといけない額がわかったので、さあ、ライフプラン(マネープラン)つくってみるよ!ドキドキ。

 

 












 -
家計一般, 日々のつぶやき, 税金/公的手続き