こんなお年玉、楽しすぎ!

   

2月後半にお年玉の話で恐縮です。毎年、お正月には親族一同実家に集合するのですが、今年は父の介護の関係で、旧暦のお正月に身近な人だけで集まりました。家での宴会はやめてホテルのレストランへ行く簡易バージョン。これだと母も娘(私と妹)もずっと台所に立ち詰めなくていいので、気楽なお正月になりました(喜)

 

 母が持ってきたもの

旧暦まで待たされた子供たちのお楽しみはやっぱりお年玉。なかなか出て来ないなって思ったら、母がこんなの抱えてきました。

知ってますか?500円玉貯金の缶です。満杯までいれたら50万になるってやつ。写真はアマゾンで売っている缶ですが、母は100円ショップで仕入れてきたようです。

「これ、満杯になったみたいやから、みんなにお年玉ーーー」

、、、豪快すぎやろ、母。

 

 もう大変

子供たち大興奮~~~
さっそく缶きりで開けてみます。子供たち缶きり使えるかなーーーって思ったら、意外にみんな使い方知ってました。次男もちょっと危なっかしい手つきでしたが、キコキコ開けてましたよ。

中身をザバ~~~~ 子供のテンションマックス~~~~。「キャーーー」「おばあちゃん、1万円札ある~~~」「こんな500円玉の山みたことなーい」「ちょっとそっちに1枚落ちた~~」「おじいちゃん、自分のポッケいれたらあかん」、、、これ修羅場!? 入ってた1万円札数枚は母に返しました。

 

そこから一気に静かになり、みんなで金勘定・・・・ ちょっとしゃべったら数がわからなくなり、また数えなおし、、、を繰り返し、、、、

 

 総額は・・・

287,520円でした。50万じゃないじゃーん。1000円札もたくさん入ってたのにね。推察ですが、お札を折って入れるー>なかで微妙に広がってスペースを食うー>500円玉がそれ以上はいらなくなる、、、の結果、この額になったんじゃないでしょうか。母には1万円札5枚返しているので、実際は337,520円だったのですけどね。
この287,520円を、7人で山分けです。一人当たり41,070円~~~~~~!!!
もうたくさんすぎるお年玉、子供たちは「いいの?もらって本当にいいの?」的に親の顔をチラ見。親の同意を得て、うれしそうにタッパに入れて自分の名前を書いていました。

 

 母の楽しみ

実家は裕福ではありません。高卒の父のお給料だけで最大10人(大人7人+子供3人)が暮らしていたような家ですから、蓄えもほぼなく、年金だけで質素に暮らしながら、親族の冠婚葬祭にだけお金を使っているような老夫婦です。きつい家計をやりくりしながら、いつかこれを開けるときの孫の笑顔を楽しみに、5年もかけてちょっとずつ500円玉貯金していたかとおもうと、泣きそうでした。開缶のときに娘夫婦、孫が全員そろってワイワイやれたのはいい親孝行だったなぁ。

また次の缶を買う108円、母に渡して帰っていく私たちでした。次は50万頼むよっ!!!!

 

 

 

 

 












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