2018夏のイベント第4弾~造幣局・親子見学会~

   

次男と一緒に造幣局・親子見学会に参加してきました。昨年は長男と日本銀行に行ったので、母としては証券取引所か造幣局にいきたかったの(喜)情報はもちろん、スパイクさんのブログからです。スパイクさん、いつもありがとうございます。

スパイクさんのブログ:造幣局 夏休み親子工場見学会(8月開催)の参加者を先着順で募集中です(イベントは終了しています)

 

 不便な所にあるんだよ・・・

張り切って申し込んだのはいいけど、大阪造幣局不便なところにあるんですよ。色々な交通機関どの駅からも徒歩15分くらいかかるんです。朝9時半の開始に間に合うようにいくとなるとラッシュアワーどんぴしゃ(涙)久しぶりに満員の大阪行きJRに乗りました。次男はサラリーマンに埋もれて暑さ倍増、もうこれだけでぐったりです。おまけに冷房全然きいてないし。
やっと着いた駅から炎天下を15分歩き、やっと行き着いた造幣局。大きくて立派な建物でした。でも警備員さんちょっとしかいない!?

 

 見学は工場の外から始まる

工場見学の前に、案内員から造幣局の仕事内容の説明をうけたり、製造工程のビデオを見ました。製造工程はほとんどオートメーション+高速化されており見学ルートからは「わあ!お金が!」というほど見えないからです。製造工程はまさしくクッキーづくりと同じです。塊の生地(金属)を伸ばして、型抜いて模様をポン!みたいな。その工程の1つ1つに職人の技がふんだんに取り入れられているんですけどね。

そして説明を聞いてさっそく工場へ・・・の前に、有名な桜の道や国内最古のガス燈など、造幣の歴史をききながら見学します。あの五代様が買い付けた刻印機もありましたよ!暑いけど見ごたえあります。

 

 トリビアいっぱい

参加したのは小学校低学年用の見学会ですので、案内員は、できるかぎり簡単に例をふんだんにいれて説明してくれていました。でも、伝えたいことがいっぱいありすぎてあふれるんでしょうね。トリビアというか、裏ネタがぽんぽん飛び出し、親の方が「へえええ!」とか「そうなの!?」と喜んでました。メモいっぱいとっちゃった!次男に「それってどういう意味?」と聞かれて、わかりやすく説明しようとするんだけど難しいっ。

これ知ってた?
貨幣と紙幣では発注元も製造局も違う
同類の貨幣は1回の買い物で20枚までしか使えない(20枚以上は受け取らなくてもいいという法律あり)
消費税導入の年は1円玉が激不足→以後の増税時にはこの学びから十分な在庫があった


 出来立て貨幣も目の前に

銀色の板がくりぬかれて円形(エンギョウ)になっていく様がみえたり(=100円硬貨になる前)、銅色の硬貨がバラバラとベルトコンベアーから落ちるのが見えたり(=10円硬貨)。技術者の英知を集めた刻印もみてきました。普段みているお金の模様が裏返っているのは、当たり前だけど面白い!

そして見学ルート最後の方ではできたてほやほやの100円硬貨がなんとも庶民的なザルにいれられてドンっ!キラッキラです。ガラス越しなの残念~~~。できたて100円玉

造幣局の工場内に立ち入る職員は、まずお金持ち込み禁止&1枚でも製造予定数に足りなかったら出てくるまで帰宅できないのだそうです。そして硬貨しか作っていない造幣局ですから、一番高いものでも500円。そんな金額で人生狂わせるようなリスクとる人もいないよね、っていう話でした。毎日見てるとお金っていう感じもしないそうですよ。

 

 拓本作りや博物館見学

親子見学会用のスペシャルイベントとして、昔のお金の拓本をとらせてくれました。次男が選んだのはこれ。天保通寳です。拓本ってこんなにきれいに模様がでるんですね。パウチして栞にしてくれました。天保通寳

最後は博物館を好きなだけ見ていってね、という流れ解散です。今までの記念硬貨、勲章など面白いものがいっぱい並んでいました。それぞれの時代が反映された記念硬貨、カラーのものもあって美しいです。秀吉さんの天正菱大判も目の前で見ることができました。子供達「小判~小判~!」と大はしゃぎ。(大判なんだけどね) 千両箱の重さを体験したり、自動販売機がコインを見分ける技術で遊んだり、色々楽しく学べました。

 

 自由研究にします

次男・長男あわせて同じ理科系のテーマで取り組もうと思っていましたが、次男はここで学んだ事をまとめることにしました。トリビアは同級生向けのクイズ形式にしてもいいなぁ・・・なんてね。すごくおもしろかったので、次はパパも長男にも見せたいです。中学生向けの見学会はなさそうですが、ここの工場・博物館は随時見学を受け入れていますので、一度家族で予約してみようかな。

見学は無料です。もしこの記事読んでいってみたいなぁ・・・という方は造幣局のこのページへどうぞ!
造幣局:工場見学のページ ・ 工場見学についてのお知らせ(注意事項)

 

 イベントにかかったお金

神戸から大阪東西線「大阪城北詰駅」までの交通費(非公開)以外にかかったお金は以下です。

見学料 0円
次男と母のお昼ご飯代 1800円

お弁当持っていくには暑すぎる&食べるところがなさそうなので外食にしました。「なんでもいいよ」といったら、三番街のレストランフロアをくるりとまわっておうどん屋さんに入ると決めた次男。


好きなものに素直ってかわいいですね。この顔で暑い中見学にいった疲れも吹き飛びました!
 













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