リスク資産の終活を考えてみた
年度末の3月、家計簿のシメや次年度の予算編成など、いつもよりお金のこと費やす時間が多いピヨママです。資産の確認しながらぼーっと考えてみたのは"残された時間”について。そしてこんなのつぶやきました。
高配当の米国株&ETFで老後資金って魅力的なんだけど、どんどん新しくなるツール、すすむ認知症、記憶力の低下、、、老後にそれを現金化できる自信がない。そして死後の後始末も考えると、60超えたら国内に戻して、65くらいまでには現金化かなあ。
— Piyomama (@piyomama_index) 2017年3月11日
投資界隈で言われる出口戦略ともちょっと違う。戦略というより終活に近い話です。
ざっくりだけど
本当にざっくりだけど、実の父が認知症を発症した年齢や、母や叔母などの活動状況をみると、こんなタイムラインですすめられるといいな、っておもいました。その年齢になったら「まだまだ元気!」とか言っちゃうんだろうけど、今思っていることの記録ってことで。
60歳になったら
60歳になったら、徐々に米国口座の株・ETFは売却して、国内口座の投資信託にスイッチング。一部は現金で保有して、年金受給までのつなぎに使ったらいいかな。外国税額控除もそこで終りにしたい・・・。
65歳以上、または子供に認知症の兆候を指摘されたら
リスク資産はすべて現金化。もし一部リスク資産を残すとしても”窓口”と”ネット”の両方つかえる証券会社1つだけに絞る。ネットで使えるうちはネットで、それが難しくなったら窓口で。いよいよ後見人が必要になったり、死んだ場合には残された人が窓口で手続きできるように。
寿命がわからないからこそ
「お金は使い切って死ぬから、遺産はあてにせず、自分で稼いでね」というのがピヨママの常套句。とはいえ、意外に早く死んじゃうかもしれない。だからできるだけシンプルに、後始末しやすくしておくのがいいんだろうな。一方で長生きしちゃったら生活費も要るので、今すぐリスク資産を処分したいわけでもない。こんな事情と気持ちを年齢に当てはめて考えてみたプランです。
残る家族のスキルアップ
リスク資産は年齢とともにシンプルにするときめた一方、残される子供の資産運用の経験値をあげておきたいと思っています。私が65歳のとき、長男は27歳、次男は23歳。最低でも自分で証券口座を管理し、iDeCoも開設させたい(希望的観測) 大きすぎるリスクを阻止する人(=私)が横にいる状況で、小さな失敗含めて経験できてるといいな。自分の懐事情に関われば、経済にも意識が向くんじゃないかと期待しています。ゲーム好きの兄弟ゆえ、バーチャルゲームと違って人生詰むこともあるリアルゲームのリスク、ちゃんと学ばせておかなくては。
思ったことをまとめてみたら、自分の投資期間はそれほど長期じゃなくなってきたって話。長期保有が推奨されるインデックス投資のブロガーのくせに、、、って明言するの躊躇してたんですが、上記のTweetには思いがけず共感のコメントやイイネをいただき、気持ちが軽くなりました。皆さん、どうもありがとう! いいよね。自分の懐具合と、気持ちと、ライフプランにあわせた運用で。