子連れ家族のもしも対策(1) 子供を考えた備え
熊本地震以後、もしもの時のための備えを見直しているご家庭も多いでしょう。
我が家も見直しと準備を進めています。参加した防災の講習会で「そうか!」という気付きがたくさんあり、今の備えでは全然ダメっていうことがわかったからです。とても勉強になったので何回かに分けて講習会でのポイントをご紹介したいと思います。子連れ家族だけではありません。紹介する避難グッズやその数には意味がありますので、子供の居ない家庭でもぜひ参考にしてください。
子連れ家族の防災教室
先日、小さな子供がいる家族に向けての防災教室に参加しました。 ”防”というより、被災後の生活に対する備え教室です。 「ある程度準備できてるし、一応聞いておくか」くらいの軽い気持ちで申し込んだ講習会ですが、申し込み後に発生した熊本地震の影響で、講習内容に会場は熱気ムンムン、質疑応答では時間が足りないくらいでした。
なぜ”子連れ”を意識して準備するのか
ここが第1の気付きポイントでした
子供用の救援物資はほとんど届かない
救援物資の第1弾としては、毛布・食料・水・衣類・おむつ・生理用品などがよく報道されています。でも、そのなかで子供が使えるものはどれだけあるでしょう?おむつ以外ほとんどありません。新生児用の衣類、離乳食、粉ミルク、哺乳瓶消毒用の材料、子供用マスク、子供用の靴などなど。手に入るほうが奇跡に近い、という状態です。アレルギー対応の食品やミルクに至っては絶対に無理、と思ったほうがいいようです。
子連れでの避難生活は最終手段
聞きわけのできない年齢の子供と一緒に避難所で生活するのは、親も子供も本当に大変です。共同の(衛生状態が劣悪な)トイレに行けなくて体調を崩す子供も多いと聞きます。余震が落ち着いたら、家屋倒壊がないのだったら、ライフラインが止まっていても自宅で生活を続けるほうがいい。慣れた場所、慣れた味で暮らせるほうが不安も少ないそうです。でも、そうすると上下水・電気・ガスが復旧するまで持ちこたえる準備が必要になってきます。
避難所に留まるのが第1オプションだと思ったら、それは最終オプションだったのです。だから、初動・持ち出し袋の用意はもちろん、家にどれだけ備蓄できるかが大変重要になってきます。
子連れのママ・パパの防災グッスは3段階仕様
避難時の持ち出し袋を準備されている所も多いでしょう。でも、実は3段階に分けた準備を心がけるといいようです。
#1:ママバッグ 普段から持ち歩くものに最低限のものをいれておきます。
#2:避難時の持ち出し袋 とりあえずの避難分です。
#3:自宅避難グッズ 自宅に戻ったあとの生活用です。
次回以降、3段階仕様の中身について書きたいと思います。記事を読みながら、私と一緒に準備していきませんか?
(お金目線ブログなので、番外編ででもピヨ家の様子をお話したいと思います。)
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