子供名義で投資信託を積み立て(6)5年の実験結果
1月に実施したブログ9周年のアンケートで子供のお金についてのリクエストがたくさんありました。別記事も書こうかとおもっていますが、まずは彼らの名義のリスク資産の状況アップデートからです。
5年前から子供の名義でも投資信託を積み立てています。(経緯は過去記事をどうぞ)
ここ数年は毎月1回月末に残高を転機するだけで放置。今年長男のNISA口座を開設しました。が、まだ積立設定できておらず(汗)特定口座の積立を終了するにあたり5年間の積立結果を記録しておきたいと思います。
関連過去記事:
子供名義で投資信託を積み立て(1)親の思い
子供名義で投資信託を積み立て(2)どこの証券会社にする?
子供名義で投資信託を積み立て(3)何を積み立てる?
子供名義で投資信託を積み立て(4)ファンド1つ入れ替えました
子供名義で投資信託を積み立て(5)1年目のパフォーマンス
積立実験の結果
米国と日本、それぞれ異なるベンチマークを持つファンド4つ、同額でつみたててきました。
米国のダウとS&P500
日本の日経225とTOPIX
さて、それぞれどんな動きをしたでしょう。
米国も日本も同じような値動きです。先に米国が動いて、日本がすぐに追いかける感じ?ただ、値動きの幅は米国の方が大きいです。そして利益も。一番利益が出ているのがS&P500で、利益が少ないのがTOPIX、同じ金額積み立てても違うものですね。
そして4ファンド合わせた損益はこんな感じ。
積みたててちょうど1年経ったころにガクッとマイナスに落ち込みましたが、その後はだいたい右肩あがり。特にここ半年の上がり方は異常なほどです。また落ちるんだろうな。でも彼らにはまだまだ時間があります。落ちても持ち続けたらいずれまたプラスにもどることでしょう。市場から撤退しないことを目標に、できたら積立は自分たちの身の丈にあった金額に変更して続けていってほしいです。
親子でお金の話
我が家では親子でお金の話をします。
積立の金額も、含み損益もよく一緒に確認するし、普段の生活費、塾の費用、遊びにいったときの出費の話もしています。唯一しないようにしているのは具体的な年収額だけ。子供同士の会話から第3者に知られないためです。加えて今がスタンダードと思わないようにとも伝えています。今の経済活動は、23歳で就職してずっと正社員フルタイムで働き続けた50後半夫婦としてできる生活で、就職してすぐ、結婚してすぐ、これができると思わないほうがいい、身の丈にあった生活をすること、と言い続けています。分かっているのかいないのか。贅沢に慣れてしまった気もするので、大学入って一人暮らしすることになったら、ちょっとカツカツの仕送りがよいかも。欲しいものがあればアルバイトして貯めて買う癖つけてほしい。