リクエスト企画)お金のこと色々答えます~家族との関係編~
ブログ6周年のアンケートでいただいた質問・リクエストにお答えする企画第3弾。家族編です。過去記事で紹介したものはリンクも載せていますのでどうぞ参考になさってくださいね。アンケートは1月だったのにこの時期になってごめんなさい。ぼちぼち書いていますのでどうぞお付き合いください。
*ここでご紹介するのはピヨママの個人的な考え方や経験です。家族構成、収入、支出項目の優先順位などによって"最適”は異なりますので、「こういうのもあるんだ」と参考にする程度でお願いします。
投資についてや、お金の話って、旦那さんとどれぐらいの頻度で話し合っていますか?夫がそもそもお金全般に興味がなく、楽な面、ちょっと不安です。
ピヨパパはお金にちょっと興味はあるけど、スキルがありません。適材適所ということで家計は私が管理しています。とはいえ、パパのお給料もふくめての家計ですので、気持ちよく預けてもらえるよう情報はマメに共有し、方向性のすりあわせはしているつもりです。具体的には次の4つについて話をします。
家計の支出優先順位
前の記事でかきましたライフプランにもかかわるところ。人生の節目で次の数年の優先順位を確認します。改まった感じじゃなく、なんとなーく話して同じ方に向いてるかどうかの確認です。
大きな支出の予定共有
高校では年間どれほどかかるとか、パソコン・電子辞書がいつごろ必要らしい、という10万単位で出ていく予定がわかったら情報共有します。避けられない支出なので、目的は情報共有とそのお金の捻出方法の合意です。双方の貯金から半額ずつ出すねっていうのが一番よくあるパターン。家計の管理をまかされているからといって、彼名義の口座から勝手にお金を出してはいけませんしね。
大きな買い物の相談
お小遣いの用途は口出ししないルールなので、ここでいう大きな買い物というのはお小遣いで買えないものや家族共用品、レジャーなどです。パパの大型バイクとか、母子3人のUSJの年パスとか。パパから相談されることもあるし、私から相談することもあります。これは必須というものではないので、買っていいかどうか(買ったときのメリット>デメリットかどうか)を話し合って決めます。
パパの資産状況の報告
パパの資産(貯金+DC)の状況を定期的に報告しています。パパの資産といってもお小遣いではなく、子供の学費や老後の資金にもなる”家の資産のパパ名義分”ということです。まだパパが自由につかえるものではありません。それでも貯まり具体は気になるんじゃないでしょうか。また家計を公平に扱っていまずよ、信用してね、という場でもあります。
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私、結構頑張って溝埋めてるとおもうんだよなぁ。誰も褒めてくれないけど。
息子たちに株などの金融教育をした場合の心配で、子供が好きなおじいちゃんおばあちゃんにその話をすると思います。またお友達にも?(中略)内緒にするものではないでしょうが、あまり外には話してほしくない(中略)けど色々子供には教育したい。ピヨママさんは、金融教育をうけた息子さんたちがそれを外に出してしまったことがありますか?その場合の対処方法?考え方?を教えてもらえたらと思います。
あー、子供、言いそう、言いそう!
なので、ピヨ家では親の収入・資産の具体額は子供に話していません。マネー教育に必須ではないし、金額だけが(第3者に漏れたときなど)一人歩きするのが怖いからです。それより大事だと思って積極的に子供に伝えているのは、株や資産運用より前の話、我が家の家計(と仕組み)について。これならどこで誰に言っても大丈夫。むしろみんながこんな話がフツーにできる世の中になればいいな。
子供にくりかえし伝えていること
- 我が家の今の収入は中の上くらい(適当)。共働きの恩恵である
- 片方の収入がなくなれば、今の生活レベルは維持できない(共働き維持には家族全員の協力が必要である)
- 君たちの学費と親の老後の生活のため、毎月お給料の2割以上を貯金をするように努力している
- 今銀行の預金利息はないに等しいので、貯金の一部を資産運用している
- 子供名義でも資産運用している
- 大金持ちではないので、優先以外の分野では節約を心がけている
- 支出の優先順位は家によって違うので、むやみに他の家と比べない・羨ましがらない
- 大きな買い物(レジャーや家電)は、ローンを使わず、貯めてから使っている
ぶっちゃけで申し訳ありません。将来的に両親への援助のような予算って考慮してますか?
ぶっちゃけですが気になる所ですよね。今のところ予算は考えていません。
ピヨ夫婦の親(双方、母のみ健在)は現在、年金で生活ができています。実母は第3号の年金と遺族年金、義母は国民年金を満額と付加保険料の上乗せ分をもらっています。(お義母さん、えらい!) 加えて子供に迷惑はかけたくないという矜持があり、子供にお金を借りたり貰ったりをヨシとしません。でも、決して余裕があるわけではありません。やはり心配なので、こんな形でアプローチしています。
実母
結婚するとき、実家に独身時代の貯蓄(300万)の入った口座の通帳とハンコを置いてきました。家の一大事に使ってもらうためです。数年に1度通帳をみてますが残高減ってませんでした。正確には一度出金した記録がありましたが、翌月には同じ額が入金されていました。独身時代の貯蓄なのでピヨ家の家計にいれるつもりもないし、もし母が施設にはいるようなことになったら入居費用の一部にしてもいいな、と思っています。
義母
東京在住の義兄がいるので、あまり出しゃばらないようにしています。大掃除手伝うとか、元気?って顔をみにいくとか、遠くに住む義兄とは違った形で支援します。お金に関して言えば、義母から「お年玉」や「入学お祝い」など大きなお金をいただくときには、同額をポチ袋にいれてピヨパパから義母にお小遣いとして渡してもらうようにしています。家計から出してるんですが、ピヨパパがこっそり母を気遣って渡してる!っていう風に演出します。お祝いもらった子供も嬉しい、親孝行してもらって義母も嬉しい、親孝行できてピヨパパも嬉しい、といいことづくめです。
家族と言えど、いや家族だからこそ難しい事もあるお金の話。正解があるわけではないので、たくさんの例を見聞きして”いいとこどり”できるといいですね。